WTAC2013 結果報告!!高負荷に耐えたスペーサー!!

こんにちは。
KSP商品部の「ヤス」です。

先日、オーストラリアで開催されました

WTAC(ワールド・タイムアタックチャレンジ)に

KSP製「REAL 車種別ワイドトレッドスペーサー」を

装着された3台が参戦していました。

※前回掲載の速報記事は「コチラ」からご覧頂けます。

昨年、2012年のWTACの時もそうでしたが、
今年のタイムアタックも、構造的に既製品との違いは
何もなく、普通にご購入頂ける製品を装着し
タイムアタックして頂きました。

KSPの販売する全てのワイドトレッドスペーサーに使用している素材は
純国産・・・国内精製されたジュラルミンを採用しています。

ジュラルミンとは、主成分のアルミニウムに様々な金属を混ぜ合わせる事で強化された「合金」ですが、「均一に混ざり合っている事」で、はじめて「良い素材」と言えます。
精製管理されている国内産は、強度が安定しておりますが、
海外生産されたものは不均一な素材が多く「信頼のできる製品生産」が難しいため、
KSPでは現在に至るまで、拘りをもって国産材を採用しています

スペーサーとして、もっとも重要視すべき点は「摩擦力」にあります。

製品直径を小さくしてあげれば、原材料のコストが落ちるので価格を抑えられますが
それは危険要因を増やす事に繋がります。

それは、どういう事か?

スポーツカーは、もちろん、
ミニバン
セダン
全ての車種で共通して言える事ですが、

(車輌) → (スペーサー) → (ホイール)

全ては接している「面」での摩擦力で、
・車輌重量
・タイヤのグリップ
・エンジン出力

など・・・

他にもありますが、それら全てを受け止めています。

よく、ハブセンターやハブボルトで荷重や車重受け止めていると
思われがちですが「摩擦力=面積」が、その役割を担っています。

摩擦力が足りないと、

スペーサーがズレる

ハブボルトに負荷がかかる

ハブボルトが破断する

ホイールが外れ、事故に繋がる

これが、連鎖的に起きてしまいます。
しかも負荷(車重やスピード)が上がれば・・・

その危険度は容易に想像できます。

良い素材を大きいもので採用しているので、
どうしても製品価格に反映されてしまいますが、
そこには、ちゃんとした理由が存在しています。

KSPが販売するワイドトレッドスペーサーは
もしもの間違いも起きないため、
通常使用する上で問題無いハイパフォーマンスを
備える製品をコンセプトに製作しております。

余談が長くなりましたが、

今回のWTACは、その「高負荷」条件をも
たやすくクリアした結果と言えます。

しかも、装着車輌は

すべて入賞する事ができました!!

実は、この3台。

全車、昨年も装着頂きました。

ワイドトレッド化に伴う性能UPも実証できたと思います。

各車輌とも、一応に声を揃えておっしゃってた事は・・・

「信頼できる製品」

すべてのクルマが「KSP REALスペーサー」をご指名頂き・・・

今回は、
それに応える事ができ、大変満足できる結果を
得られたのではないかと思います。

今後も、この3台に期待です。