フェラーリ348ブレーキ系メンテ&355、512TRハブ
こんにちは!
今日はフェラーリ348、355、512TRの作業ネタです。
ここのところフェラーリのメンテナンス相談が多いですね。
赤い車が増えてます。。笑
最近は赤以外のフェラーリを良く見ますが、それでも赤の入庫率が多いですね。
気づいたらこんな感じだったので、思わず写真撮っちゃいました!^^
さてさて
まずこちらの512TR。。
一般メンテナンスでお預かりしましたが、リア左側から異音がすると言う事で
試乗させて頂き、音の確認をしたところ、すぐにハブのトラブルだと判明しました。
早速分解。。
センターのナットを外した時点でハブがコロっと外れちゃいました。
もちろん正常であれば、外れたりしません。
中のベアリング部分の錆も酷くベアリングも焼きつく寸前でした。
こちらは新品のハブに交換して終了です。
続いてこちらのF355
右側後ろからの異音発生。。
やっぱりハブでした。
こちらもコロッと分解されてましたね。
もちろん新品に交換して作業は終了です。
続いてこちらの348
ブレーキメインのメンテナンスをご依頼されました。
まずはかなり片磨耗してしまったローターの再研磨
パッドの裏板も変形して大変な状態でした。
これは新品のパッドに交換
サイドブレーキ用シューを留めるボルト類が脱落して無くなってたので
新品純正部品を追加
最後にフルードを交換して終了です。
今回は街乗りメインなのでディクセル製のストリート用に交換
その他、クーラント交換、ミッションオイル、エンジンオイル、クラッチフルードなども交換
この真空式のクーラント補充は凄く便利。
今回ご紹介した車両達もそれなりに古くなって来てるので、少しでも違和感を
感じたら大事になる前に点検整備した方が良いですね。
もともとフェラーリはかなりマージンのあるパーツ使ってるので
ちょこちょこメンテナンスしてれば長く楽しめますよ!^^
いつもありがとう御座います。