【遂に販売!】KSP製 フルバケットシート専用 ローポジションシートレールのご案内

こんにちわ!KSP商品部です!!

お待たせしておりました

「KSP製 ローポジションシートレール」

販売を開始いたしました。

本当にお待たせして申し訳ございませんでした。

しかし、本製品はとっても魅力的な機能を沢山盛り込み
余すことなく実現致しましたので、ご紹介させていただきます!

まずは全体画像!


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開発の経緯等(前置き)は長くなるので後で!
早速ですが、本製品の強みを一覧化しました^^

<本製品の強み>
①「KSP製 フルバケットシート」を本製品と組み合わせて使用することにより、TYPE-R,Sの純正シートレールを一式そろえることなく装着可能

②可能な限り ローポジション化を実施。「純正比-16mm」を実現

③純正シートに備わっていなかった、シート角度の調整機能を追加(6パターン)

④高剛性を求め、シートレールは左右独立ではなく一体型

⑤BRIDE製であることからシートスライド幅が広く、身長に関係なく適切なポジションで運転が可能

⑥シートロック解除レバーを新規に開発。スムーズにロック操作が可能

⑦シートレール全体をブラックで統一
※ステーには「KSP ENG RACING」のレーザー彫刻

以下、各POINTの詳細です。

POINT-①③
「ローポジションシートレール」を使用することにより、旧型NSXの全車種に「KSP製 フルバケットシート」を装着可能となりました。
従来、TYPE-R,Sの純正シートレールを揃えて頂く必要があり、純正品を揃えるだけで現在の価格で「約\250,000」ほど必要でした。
しかし、本製品とセットでご購入頂ければ、多額のコスト重ねる必要なく「KSP製 フルバケットシート」を装着でき、シート角度調整機能も備わっているため、
用途別・各NSXオーナー様の理想ポジションへの手助けになること間違いありません。
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POINT-④
ローポジション化する場合 一般的には、フルバケットシートおしり部分がフロアに近づくため、シートレールを左右で繋ぐバーが邪魔をすることから、バーが撤去され、シートレールが左右独立で固定されていることが多いです。
こちらは確かに理にかなった手段でありますが、「剛正の低下」「シートレールのスライドがスムーズにならない場合が多い」等が発生、剛正低下だけはサーキットユースの方からの要望もあり、切り捨てられないポイントであったことから、最終的な形状としてフロント側のみバーを設け、後ろは無し。剛正を確保しつつローポジション化を可能としました。特注だからこそできた形状です。
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POINT-⑤
身長に関係なく、適切なドライビングポジションを可能としました。
写真に写っている女性は慎重155cm前後なのですが、チルト調整で特に問題無く運転できるとのこと。男性の写真はございませんが身長183cmの社員が座りコメントを頂きましたが、まったく問題ないと回答を頂きました。身長によるネガ要素はないと考えて良いでしょう。
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POINT-⑥
社外のフルバケットシートを装着された方はご理解いただけるかと思いますが、シートロックレバーは基本フルバケットシートの裏側に左右を繋いだレバーを引いて解除します(乗車したときの膝 真下あたり)。しかし今回のローポジション化したシートレールではフロアにレバーがめり込んでしまい、アクセスできなくなります。
そこで、左右のロックを一体ではなく各自で解除できるよう独立させ、KSP製 ローポジションシートレール専用にレバーを新規に設計し製作致しました。
写真の通り、ロック解除を行う際は左右のレバーを上げることでロック解除となります。
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POINT-⑦
シートレールは目立たせる物ではありませんので、構成部品を全て黒でそろえさせていただきました。ただただ真っ黒では品にかけると感じたため、KSPブランドであるという意味も含め、控えめではございますが「KSP ENG RACING」とレーザー彫刻しております。
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POINT-②
各POINTの中で、一番力を入れたのは②の「可能な限りローポジション化」です。
なぜかというとNSX特有の低ルーフにより、ヘルメットを装着して走行すると、常にヘルメットが内装天面に接触し、適正なポジションで走行ができないという問題がありました。こちらの問題に対しての有効な手段として、シート座面のローポジション化が有効と考えたためです。

スタートの段階ではシートレール本体(BRIDE製)に手を加えず、シートレールステーをフルバケットシート本体がシートレールに接触しないギリギリのラインまで下がるよう設計・製作しました。

↓シートレールステーはこちら↓
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しかし、期待に対して結果は結び付かづ
実測ではございますが、純正フルバケットシートから「-12mm」。

「確かに下がったけど…もっと下げれない?」

と、整備士からの率直な感想。
開発者の私も同感であったため、さらなる低さを求めアイデアを絞り出しますが…、出てきませんでした。
なぜなら1発目の試作品から可能な限り下がるよう計算されて作られたシートレールステーだったため、シートレール上に乗る部品でローポジション化に貢献できる箇所が残されていなかったためです。

現状から更にを考えると、浮かんでくるのが…

「シートレール本体(BRIDE製)の車輛固定点を下げれないのか?」

↓シートレールの固定点↓
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すぐにBRIDE社に相談し、弊社の求める姿・理由等をお伝えしたところ
特注扱いで製作頂けることとなりました。

シートレール本体の下げ幅は、ホワイトボディ接触からクリアランスを考え
現時点から下げ幅「-4mm」と設定し試作を製作頂きました。

上記内容から、計算上では「-16mm」のローポジション化となり
待望の実機確認…。

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開発者「おー。4mmでも効果デカいな。いい感じ♪」
整備士「お!いいねぇー!ローポジション化って気分あがるなぁ!笑」

結果は不具合なく組み付けができスライドも良好!問題なし!

純正から-16mmとは感じられないほど下がった感覚に陥りました。
座ってハンドルを持つと、今まで見たことのない視界から「これでドライブしたら…」と想像が膨らみます。
以上を持って開発が終了致しました。
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長々とした文に目を通して頂き、誠にありがとうございます。

改めて「KSP製 フルバケットシート」「KSP製 ローポジションシートレール」は
旧型NSXの可能性をさらなるステップへ導くほどの可能性を秘めていると考えております。

なぜならば、どこよりもローポジション化を追い求め、物理的な限界値までシートを下げたという自信・誇りがあるからです。

今更ではございますが、説明文を一生懸命書いただけでは伝わらないところもあると思いますので、「KSP製 フルバケットシート」と「ローポジションシートレール」を組付けた状態でKSPファクトリー(本社)に展示致しました。

もしご興味をお持ちいただけましたら、是非弊社にお越しいただき、フィッティング感・剛性感、上記で説明させていただいたポイントを体感頂けたらと思います。
商品ページ
KSP製 ローポジションシートレール ←Click!

在庫状況につきましては、少ロット生産のため

恐れ入りますが、購入前にご確認頂けましたら幸いです。
※KSP商品部(042-569-2930)

ご不明点など御座いましたらお気軽にKSP商品部までお問い合わせ下さい!

それでは!KSP商品部でした!^^)ノシ

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