ランボルギーニ ムルシエラゴ エンジン降ろし!メンテナンス。
こんにちは!
先日のKSPツーリングは事故も無く沢山の方達に参加して
頂き、大変盛り上がりました!^^
その後も「次回はいつ?」なんて言われてるので
年に2回ほど開催したいな、、なんて思ってます。
さてさて楽しかったイベントの余韻が残ってますが、
通常作業ネタの紹介をしてみたいと思います。
ランボルギーニ ムルシエラゴの重整備。。
この車両はオーナーさんが購入後から調子が悪いと言う事で
相談されました。
主な症状はエンジン不調とミッションの不調
ランボルギーニはe-gear、フェラーリはF1シフトなんて呼ばれてますが、2ペダルに
なります。
基本的なミッション本体はMT車と同じものですが、沢山のセンサー類が追加されてるので、
そのセンサー類がトラブルとギアが入らなくなったり抜けなくなったりトラブルが
出始めます。
今回はそんな症状があったのでセンサー類のチェックと交換作業がメインでした。
まずはエンジン降しから。。
降ろす前にリア周りを中心にかなりバラします!これが結構時間掛かりますね。
これブログで書くと凄く簡単そうで早いですが、実はかなり大変です。。笑
ランボのレイアウトはエンジンが後ろ、ミッションが前になるので通常のレイアウトと
逆です。。
V12エンジンとミッションを降ろしたあとのボディー側。
とんでも無くデカイスペース。。笑
このあと周辺を徹底的に磨いたりフレームの塗装面の修正をしました。
エンジン降ろした時じゃないと出来ない作業はこのタイミングでやります。
それにしても大きい!かなり見ごたえが有ります!
やっぱりスーパーカーはエンジンがメインですね!^^
エンジン側もかなり砂や埃で汚れていたので出来るだけ綺麗に
磨きました!磨き作業は地味ですが、完成したときの気分が良いです!
このあとエンジンとミッションを分離して各センサーのチェックと交換です。
今回はクラッチも一旦ばらしてチェック。。
左右ラジエーターもパンクしていたので新品に交換。
周辺のフレームを磨きながら作業します。
全てのセンサー類やクラッチ周辺のメンテが終わったエンジン&ミッションを
搭載です!
慎重にメカニック数名で作業します。
特にe-gear車はミッションにユニットが着くのでクリアランスが少なく
綺麗になったエンジンが定位置に搭載!
エアコンコンプレッサー等の補記類を取り付け。
これも時間が掛かる作業です。
今回はエアコン関係のメンテもしたので周辺パーツはバラバラでした。。
一部エアコン配管類も交換したので漏れのチェックとガスチャージ。
マフラーなどなど外したパーツ類は出来るだけ綺麗に磨いてから取り付けます。
エンジンオイルやミッションオイルなど全て入れてエンジンスタート!
問題なくV12が復活です!
エンジン不調やe-gear関係も問題なく作動するようになりました。
リアグリルの破損があったので新品に交換
このパイプはフェラーリでも破損してる事が多いですね。
最後はオーナーさんの希望で長距離のテスト走行
今回はセンサー類の交換をしたので1度リセット状態になりました。
専用テスターでリセット後は何の問題もなく動くようになりました!
この作業は部品待ちや、他車の作業をやりながら
じっくり進めてました。
今回、オーナーさんのご好意で作業時間はかなり掛かりましたが
それにしても文章で書くとあっという間です。。
色々細かい作業が沢山有ったんですが、載せ切れません。。笑
大まか紹介させて頂きました!
ありがとう御座いました!