フェラーリF355 内装ベタベタ補修から車検メンテナンス

こんにちは!

ここ数日でかなり寒くなりましたね。。

それでも例年より気温が高めらしいんですが。。

さてさて本日の作業記録はフェラーリF355です。

作業内容は車検一般整備、内装ベタベタ修理、ウィンドー修理でお預かりです。

車検一般整備は基本的な事はもちろんですが、その車特有の箇所も念入りに

チェックします。

ブレーキパッドの交換

フロント側ですが、かなり磨耗していたので交換になりました。

フェラーリの純正ブレーキはブレンボ製がほとんどですが、F355もブレンボ製の

システムを採用しています。

純正パッドもブレンボ製ですが、補修部品にはコスパの問題で

フェロード製を使う事が多いんですよね。

ちなみにフェロード製はフェラーリチャレンジカー指定にもなった信頼出来るパッドです。

これもフェラーリでは定番の内装樹脂部分のベタベタ修理

もうこれは年間何台の作業が有るんでしょうか?!笑

多いのが348、355、360ですが、年式的に430も出てきてます。

ちなみにベタベタって何?って事ですが、樹脂パーツの表面の質感を高める

ために一塗りしてるんですよね。。

ヨーロッパの気候では問題ないんでしょうか?!現地の車を見てないので

なんとも言えませんが、日本ではそのコーティングが10年くらいするとベタベタして

くるんです。

室内なので服に付いたら始末が大変です。^^;

そんな訳でベタベタしてきたらパーツ類を外して表面のベタベタを一掃します!

特殊な液剤で綺麗に落とします。

地味な作業で時間掛かりますが綺麗に仕上げますよ!

これ作業する側からするとベタベタ具合が酷い方が取りやすいので、限界まで我慢して

してください!笑 ってそんな事はないですね。。

すいません、、失礼しました。。ちょっとでも気になったらご相談下さい!^^

続いてパワーウィンドーの修理

症状はスイッチを触ってもウィンドーの作動不良

ドアの中でモーターが動いてる音がしてるので分解してチェックしたところ

モーターを留めてるボルトが緩んで外れてました。。

これは単純にモーターを元の位置に取り付けて完治。

モーターは表側のパネルを外して作業します。

通常は中からですが、355は表からです。

ばらしたついでにレールの洗浄と調整をしてスムーズに動くように復活

油脂類の交換

エンジンオイルからクーラントまで交換

オイル類はやっぱりこれ!

絶大なる安定性と信頼性のロイヤルパープル

プラグ交換

このプラグカバーのパッキンが破れやすいんですよね。

ここが破れるとプラグホールに水分が入りやすくなってプラグが錆びてきます。

これはパッキンとプラグの交換です。

最後はフェラーリテスターで過去のエラーなどリセット

その他の不具合箇所をチェックして終了です!

ありがとう御座いました!^^