大人気!フェラーリ360チャレンジストラダーレ キャリパーペイントなどなど
こんにちは!
いよいよフェラーリ作業も年末の追い込み作業中です。。
まだまだ沢山の作業予約を頂いていて、お待たせしちゃってる予定が有りますが、
頑張って作業してます!
さてさて、今日ご紹介する作業も既に終了して納車も終わってるんですが、
遅れ気味で記事を書いてます。^^;
この車はフェラーリ360モデナの限定モデルになるんですよね。
普通のモデナの400PSから420PSまでパワーが上がって軽量になったモデルなんですが、
内装が一部なかったり、かなり走りに割り切ったスパルタンなモデルです。
フェラーリがワンメイクレース用に作った完全レースカー「Challenge」のストリートモデルの
ようなイメージです。
装着されてるパーツ類も純正ドライカーボンが多数使用されていて、マニアには堪らない
グレードです。^^
そんなチャレンジストラダーレも販売されて既に約10年ほど経ってるので、そろそろ
あちらこちらメンテナンスする頃合でしょうか?!
最近は入庫率も増えて来てますが、今回ご依頼いただいた作業は
一般メンテナンスではなくてブレーキキャリパーのリフレッシュなどなどです。
もともと赤のキャリパーだったのをフェラーリの純正パーツ箱にも使用されている
この色は何気に人気が有ってKSPでも何台も施工させて頂いてます!
キャリパーの色換えは仲間の専門業者さんにお願いするんですが、塗装してる合間に
下地の接着剤も綺麗に取り除きます。
ココは意外と重要です!見えなくなるからと適当に処理すると、新しい遮熱材が
マフラーの出口位置がずれていたのでこれも適正な位置に修正。
後ろから見てマフラーの出口が左右違うと雰囲気悪いですからね。。
タイヤも新品に交換しました。
KSPはタイヤホイールのイメージ有りませんが、最近はタイヤも結構販売してます。
価格もかなり安めにお出し出来るので作業のついでにご相談くださいね!
出来上がって来たキャリパーの取り付け
鮮やかなフェラーリイエローです!
フルードのエア抜きも専用のテスターでやります。
このテスターを使用しないとABSユニットが作動しないので完全にエア抜きが出来ません。
テスターが自動でユニットを作動させてエア抜きをします。
キャリパー側でエア抜きするメカニックと連携しながら作業してます。
続いて前後スペーサー取り付け。
今回はフロント20ミリ、リア15ミリを装着。
ちなみにKSPオリジナルのフェラーリ用スペーサーは車両側に固定出来る専用タイプです。
サイズが同じだからフェラーリにも使えると言う汎用タイプでは無く、フェラーリ専用で
新規に設計した物なので安心して使用頂けます。
プレートタイプのスペーサーは車両側に固定出来ないと、ホイール脱着の
時に脱落する事があり、その際ホイール裏側に傷つけたりと思わぬトラブルに
車高も調整したのでアライメントも調整しました。
まずは現状の計測からなんですが、過去に調整した形跡がありますが?!
4輪ともバラバラでした。特に左右のホイールベースがズレてましたね。
そんな訳で調整箇所は12箇所。。正確にはアームの付け根が2箇所づつあるので
予断ですが、、
フェラーリのアライメントは専用のシムで調整するんですが、アームの付け根に
2箇所シムを入れる場所が有ります。これ前後で調整すると当然ですがホイールベースにも
影響するんですよね。
4輪のキャンバー、トーインまでは調整するのは比較的単純なんですが、調整すると
ホイールベースも左右で変わって来るんですよね。
これも考慮に入れながら調整しないとキッチリした数字に揃いません。
慣れてくると「ココに何ミリのシムを入れればココとココの数字が動く」って予測が
着いて来て楽しいんですが、一般車のような感覚で調整すると合わなくて
これで今回の作業は終了ですが、最後に違うテスターで車両全体のチェックをします。
基本的に360系まではSD2と言うフェラーリ純正テスターで見れますが、
それ以降のフェラーリはSD3、SDXといったテスターになります。
先ほどのブレーキエア抜きはSD2で作業、メインチェックはSDXを使用しています。
これも汎用テスターと違ってフェラーリ専用のテスターなので機能が沢山あるので
以上になります。
今年もあと1ヶ月を切りました!
年内仕事に追われてますが、毎日頑張ってますので順番待ちの方。。
すいません。。宜しくお願いします!・・^^;
いつもありがとう御座います!