イタリア本国潜入!ランボルギーニ社ファクトリー視察してきました。
こんにちは。
「ランボルギーニ」
KSPでもオリジナルパーツの開発・生産を行っています。
前後1台分:¥100,000(税別)
前後で異なるハブ寸法を採用している
アヴェンタドール専用に開発されたキットです。
スペーサーは国産ジュラルミン材、
純国産ジュラルミン材より、総削り出しの1本ものです。
1台分:¥7,800(税別)
KSPのLEDは信頼の高い「日亜化学工業」のものを使用。
こういったパーツを現在、販売しておりますが、
更なるパーツを開発するにあたり、
ふと、思った事・・・
「そもそもランボルギーニはどこまでクオリティの高いクルマ作りをしているのだろう?」
もちろん、完成品の車輌をみている訳ですから、
そのクオリティは確認していますが・・・
どんな製作工程で?
どれだけ丁寧な製作?
どれだけの人が1台作り上げるのに携わるの?
こういった事を知る事で、
ランボルギーニのパーツに限らず、様々な製品開発のうえで
非常に参考になるのでは?
という事でランボルギーニ本部を視察してきました!
ランボルギーニ本社はイタリアにあります。
・・・遠いですね(笑)
飛行機だけでも、およそ13時間かかる距離です。。。
ランボルギーニはイタリア北部になります。
スーパーカー好きならわかる単語が
街の名前として各所に点在していますね。。。
博物館は、何ら問題はないのですが
ファクトリー(生産ライン)見学は予約制、
PASSが無いと入れません。
そして・・・
「撮影NG」との事でした・・・残念!
なので、画像は博物館のみとなります。
オーナーカー(ミウラのシャーシの開発者)だそうで、
完璧なレストアを施されたのちコンテストで入賞した車輌を
展示車として置いているのだそうです。
展示車として置いているのだそうです。
ランボルギーニの車は日本車の様に
オートメーション化されたロボットたちが車を作るのではなく
人の手で作られています。
内装に関しても、人の手で一つ一つ縫って
製作されていて、そのクオリティの高さが
このミウラの様な完璧なレストアを可能にし
コンテストで入賞する事も可能なクオリティを
実現しているんですね。
80年代スーパーカーの代名詞的な存在。
(何の車輛用かはわかりませんでした)
ランボルギーニ全てのエンジンは
熟練のメカニックによって1機ごとに手組されています。
目の前で1気筒ごと、ちゃんとトルクレンチを使ってましたよ!
ちなみにランボルギーニの車輌生産は、
シャーシ・外装・内装・電気機器・・・
それぞれのセクションに専門の職人さんがいて
1つずつ製作しているんですが、
エンジンをくみ上げる人ランボルギーニ社の中でも
エリートなんだそうです。
生産に関わる大勢の社員のなかで
わずかに選ばれた匠だけがエンジンを組むのを
許された存在なんだそうです。
ランボルギーニの花形ですねっ!
コンセプトカーや試作車も展示されていました。
1987年製作のP140試作車両。
奥のは市販車輛のTOPモデル「ペルフォルマンテ」
この車輌も未販売車輌です。
3つのモーターとV10エンジンを搭載したハイブリッドカーで
合計馬力は910PSだとか・・・
限定車で実際に販売されたのは世界で3台。
買ったら3億円オーバー(笑)
「もし新車を買うなら」
こちらも2億円オーバーの大変高価な車輌ですが
生産台数40台はすべて完売済みだそうです。
この車両はエンジン出力などは
ガヤルドLP570-4同様570PSですが、驚くべきは車重!
999kgで1tを切っています!
カーボンを多用する事で軽量化されたこの車は
ミウラを現代風にアレンジして仕立て直した
手前が「ウラッコ」ですね。
どちらの車輌も基本設計は同じですが
ウラッコはランボルギーニでは希少な2+2の4人乗り。
シルエットがウラッコをベースとした2人乗りの車輌です。
効率とコストを優先にモノが生まれている様な感じがします。
それはそれで非常に大事な事でもあると思いますが
ランボルギーニを見ていると、その独創性や個性、
具現化された商品に対して・・・
ランボルギーニ社員としてプライドをもって
生産に取り組む姿は学ぶべき点を多く感じました。
整備・修理・チューニングを行うメカニックでもあります。
これは、アヴェンタドールのフレームサンプルですが、
スーパーカーメーカーのこういった物は
商品開発やメカニックに従事するものとして
非常に「眼」が輝いてしまいます(笑)
こういった所でも、違う意味で独創性を感じてしまします(笑)
アヴェンタドールが壁に張り付いています!
これ・・・本物車輌ですよっ!
違和感を感じないのもおかしな感じです(^^;)
これが「ブランド力」なのかもしれません。
こういったブランド力は、
今回の視察で色々と解かった気がします。
人の手で作り上げられた商品(車輌)には
良い素材(材料)を使用している事はもちろんですが
そこには各セクションごとの熟練の技と管理体制が
整っていました。
それこそが機械では生み出せないカタチとして
人の手で生み出すランボルギーニという
ブランド力を生みだしていました。
同じ「ものづくり」に従事する者として
世界最速SUVをうたう「ウルス」
SUVらしからぬそのスペックは周知の通り。
650PSはすごいですね。
日本でもウルスは、かなり受注が入っているそうで
ふと、外にめを向けると・・・いっぱいある・・・
完成車輌の待機場所???
通訳の方に訪ねたところ、
これらは全てランボルギーニ社の所有車。
これらは全てランボルギーニ社の所有車。
テストや開発、更にはメディア用向けに使用する車輌なんだそうです。
こんなにあるなら、
まもなく入庫予定。
KSPのデモカー兼、開発車輛です。
あそこにいた職人さんたちが
ミシンでシートや内装を1つずつ縫い
1気筒ごと圧縮確認をエリートメカニック達が行い
検査官立ち会いの厳しい検査に合格して・・・
そう思うと安心もでき待ち遠しい限りです。
今回の研修が今後の全てに生かされるよう
社員一同、前進して参ります。
今後ともKSPグループを宜しくお願い致します。