動画あり!NSX専用KSP製マフラーVer3 拘ったマフラーの完成です!!
こんにちは。
KSP商品部の「ヤス」です。
大変長らくお待たせい致しました。
性能の良さと快音を響かせる事で
大変ご好評頂いておりました
NSX専用KSPオリジナルマフラーVer2が
Ver2マフラーまでは純正エキマニおよびKSPエキマニとの
組み合わせに限定されていましたが、このVer3では
社外エキマニを含め装着可能となりましたので、
これで全てのエキマニに対して対応可能な
装着を可能とする事はもちろん
NSXの車検規定音量をクリアーする事を条件に
開発を行っていました。
KSP製マフラーは、独自のレイアウトを採用している為
スペースの問題上、消音効果をもたらす
サイレンサーサイズに制限があり既存の物では
音量をクリアーする事が出来なかったため
このVer3マフラー専用に新開発の消音材を採用、
またサイレンサー本体の形状にもかなり拘り
完全オリジナルで製作する事で、
排気効率と快音、そして音量制限を
クリアーする事を可能とした拘りの逸品となっています。
それでは、おさらいも含め
KSPの拘りをご案内させて頂きます。
センターに見えてるフロントバンク側エキマニから
触媒は助手席側へ振られるのが基本構造です。
純正マフラーの場合はサイレンサー両側から
助手席側がフロントバンク側の排気、
運転席側がリアバンク側からの排気、
この様なレイアウトとなっており、
通常の社外マフラーの場合でも
左右から排気が入るので、
左右でサイレンサーが独立してしまっていると
排気音が微妙に揃わない様な音質になってしまいます。
触媒を反転させ、排気を運転席側で集合させてから
左右に独立したサイレンサーに振り分ける
集合させるレイアウトです。
集合されてから均等に左右のサイレンサーに
集合されてから均等に左右のサイレンサーに
振り分けれる事で整った排気音を奏でる
専用反転アダプターです。
(画像はKSP製触媒装着状態)
純正触媒はスタッドボルトが圧入されており
エキマニとの接合はナットで固定されます。
対してKSP製もそうですが
多くの社外スポーツ触媒は
ボルトが圧入されておらず、ボルト&ナットで
エキマニに固定されます。
純正と社外で固定方法が異なるため、
これらを「無加工で共用可能な構造」として
反転アダプターにボルトをねじ込み固定出来る様な
構造を採用しました。
純正触媒を加工すれば簡単な固定方法も
他にありましたが、「無加工」に拘り
触媒とエキマニとの間に反転アダプターが
装着される分、触媒が後方に後退してしまいます。
Ver2マフラーで採用していたサイレンサー形状では
触媒のフランジが干渉してしまうため
この問題を解決するにはサイレンサーを
小さいものに変更する必要がありました。
しかし、サイレンサー容量を小さくしては
音量は間違いなく大きくなり、
「心地よい音量」からは遠ざかってしまいます。
まして車検に通す際は、いちいちマフラー交換が
必要になったり、インナーサイレンサーを
装着する必要が出てしまいます。
この矛盾を解決する為に採用したのが
この独特な形状をしたVer3専用サイレンサーです。
コストは上がってしまいますが求める性能に拘り
この独特な形状をしたVer3専用サイレンサーです。
コストは上がってしまいますが求める性能に拘り
通常の楕円型サイレンサーでは
フランジを逃がしきる事は不可能です。
容量的にもほぼ、従来の楕円型と同じ位を
確保できていましたが、目標音量に拘り
中の消音材も従来のものとは異なる
新製品を採用する事で快音と静音の
フロントバンク側接続パイプに
振動(衝撃)を吸収する部品を新採用。
エキマニやマフラーが割れる話は
皆さんもよく聞いた事がある話しかと思います。
破損理由は様々ですが、確実な要因の
1つとして「熱膨張」があります。
そもそも、マフラーを固定する際は、
当たり前ですが冷えた状態で行いますよね!?(笑)
と、いう事は走行時は、熱膨張により
金属は膨張しますので各部に
ストレスがかかる事は容易に
想像できると思います。
このストレスをいかに逃がせる構造かが、
マフラーやエキマニの割れを予防する事に繋がります。
極端に言えば、溶接個所の多い曲がりくねったものを
全てリジットで繋いだようなものでは、ストレスですぐに
割れてしまう可能性が高い!という事です。
このマフラー接合部までのエキマニや触媒を含め
熱膨張時と冷間時長さの違いは、正直
目で見て解るぐらい差が出る計算です。
(実際にはマフラーで固定され解りずらいです)
このストレスを逃がす為の工夫を
今回のVer3マフラーでは採用しています。
ビジュアル面での最大の特長!
今回のVer3マフラーでは、従来の
ステンレステールの他にチタンテールが
選択出来るように致しました。
テール形状は従来のまま、
やや攻撃的なイメージですが、
実際に響かせるサウンドは「快音」で!
決して静かすぎる事の無い快音・・・
この性能は、NSXの車格に合うものとして
自信をもってお薦めできる匠の拘りが詰まった
逸品に仕上げました!
拘り機能です!
テールパイプ位置を全方位に調整可能な
構造を採用しています。
もともと大きな問題は発生しませんが、
KSP製マフラーは接合部が全て
運転席側に集まっています。
通常、マフラーの位置調整を行う際は
マフラーハンガー部のブッシュ等の調整の他
触媒やエキマニの接合に使うボルト&ナットを
決まったマフラー位置から動かない様にしながら
本締めして決定させますが・・・
それは、ストレスフリーな状態とは言えない状況・・・
つまり、装着後にだんだんとストレスが現れ
マフラーが傾いていってしまう事が
高確率で有り得る事になります。
つまり、運転席側にマフラーが引っ張れて
いってしまう可能性がある事になります。
KSP独自のレイアウトだからこその悩みでもあります。
サイレンサー部が数ミリ偏っても正直、解りませんが
テールパイプの位置は、リアバンパーを基準に見ると
どうしても判ってしまうモノです。
性能には直接関係する訳ではありませんが
ビジュアルも考え調整機構も設ける・・・
まさに「拘り」でしかない部分なのですが・・・
きっと、解って下さる方、共感頂ける方は
いらっしゃると思います!
実際に音量も測定しチェック!
現車での個体差もありますので、
参考値となりますが、
(C30A エンジンノーマル AT車)
KSPエキマニ装着
KSP製Ver3マフラー装着
この状態で、
KSP製触媒装着時 → 約99dB
純正触媒装着時 → 約96dB
という数値がでています。
それでは、実際にどのような快音かというと・・・
動画をUP致しましたので、是非ご覧ください。
d(^^)
ここまで軽やかなエキゾーストを奏でる
マフラーはNSX用では、他に無いと思います。
(ダメな例1)
軽やかにする(性能優先)
↓
排気効率優先レイアウト(サイレンサー小)
↓
音量大
(ダメな例2)
音量を制限する
↓
サイレンサーが大きくレイアウトがいじれない
↓
濁った純正+αな音質マフラーになる
ちなみに「車検対応」とは、大前提で「無加工装着」で
あることが必要となります。
KSPマフラーは触媒を反転させるにあたり、
スタビライザーをNA2用に交換しなければ
装着ができないため、マフラー性能が
車検規定を満たしていたとしても、この時点で
「車検対応品」をうたう事はできません。
しかし、それと引き換えに
他では間違いなく味わう事の出来ない
マフラーBGMを備えています。
決して運転手の「騒音」や「異音」「不快音」では
ないと思います。
(もう一度、動画で確認してみて下さい!笑)
(独自のレイアウトの採用)
深夜の車庫入れでも迷惑をかけない。
(新開発サイレンサー&消音材)
加速で心地よいサウンドを奏でる。
(排気の左右バランスとサイレンサー構造)
止まっていても装着違和感を感じさせない。
(テールパイプの調整機構採用)
マフラーやその他の排気系パーツの耐久性考慮
(マフラー接続部の振動吸収構造採用)
これら、全てを満たせるマフラーとして
新たに生まれ変わった
「KSP製Ver3オリジナルマフラー」
これから、マフラー交換を検討される方
現在装着のマフラーに不満の方
是非、候補に挙げて頂ければ幸いです。
なお、このVer3マフラーは現在製作中で
現時点では予約受付中です。
完成予定は9月中旬以降となります。
ただ、第一次生産数は決まっており、
予約数に到達となるとキャンセル待ちとなります。
次回製作の場合は、最速でも12月頃に
なってしまうと思います。
ご興味のある方は、お早めにお問い合わせください。
【KSP製NSX専用オリジナルマフラーVer3】
・ステンレステール ¥210,000(税別)
・チタンテール ¥230,000(税別)
令和元年8月10日(土)~8月15日(木)の期間は
全業務休業となります。期間中のお問い合わせ
ご注文は、8月16日以降の対応となります。
予めご了承下さい。