LX570専用スペーサー&スルットルコントローラー装着
こんにちは。
KSP商品部の「ヤス」です。
先日、販売を開始致しました
「LX570専用ワイドトレッドスペーサー」ですが
早速、お客様からご依頼を頂き、
KSPファクトリーでの装着です。
実は、販売を開始する以前からご予約頂き、
今回、ようやくの装着となりました。
公表前から、ご予約を頂けるという事は
KSPにとって信頼を頂いている事にも
繋がりますので誠に嬉しい限りです!(^^)
早速、作業を開始していきます。
画像はフロントとなりますが・・・
車輛ハブセンター部分は、どうしても
水滴・湿気が残りやすい部分となりますので
腐食物質(サビなど)が発生しやすい部位です。
装着するスペーサーのクリアランスは1/100ミリ単位で
管理しておりますが、言い換えると、それでけ
クリアランスを詰めて製作していますので、
こうした腐食物質が残っていると支障が出る
場合もございますので、ご自身で装着する場合も
必ず除去してから装着する様、注意が必要です。
フロントに17ミリスペーサーを装着。
このREAL LX専用ワイドトレッドスペーサーは
フロントブレーキローターのベルハウジングに
直径をほぼ同じに合わせて製作されています。
機能面でも重要なのはもちろんですが、
見た目にも大小問わず違和感があっては
嫌な部分にですからね(^^;)
純正ハブボルトの突出量は
フロント側で約24ミリ、
リア側で約27ミリほどあります。
装着するスペーサーサイズによっては
スペーサー表面より突出してきますので
装着ホイールの裏面に、
この分の逃げが必ず必要となります。
今回、装着のホイールはモデリスタ製ですが
こちらの現車が装着していたホイールは
特に問題無く装着可能でした。
やっぱり直径が揃っていると
一体感があって良いですね(^^)
スペーサー固定用ナットは
17ミリサイズのスペーサーを製作する為に開発した
KSPオリジナルのナットが付属されています。
特殊ナットではありますが、通常のホイールナット同様、
締め付けトルクは130Nm~140Nm程とまります。
フロント側スペーサー未装着状態。
(車高:LOWモード)
17ミリスペーサー装着状態。
(車高:LOWモード)
大人のセッティングですね(^^)
今回、リア側は左右とも17ミリサイズを装着。
構造上、リア側は車高を下げる程に
左右のフェンダークリアランスに差が生まれます。
しかし、左右で事なるスペーサーサイズを
装着するという事は、見た目は揃って良いのですが
車輛の性能面からみれば、左右でトレッド幅に
差が生まれる事になりますので、
理論上、左右の旋回性能バランスが変化します。
どちらを優先するかは、お客様ご自身で
ご判断の上、決定する様にししてください。
【参考までに・・・】
フルノーマル状態で車高をHiモードにした場合
リアフェンダーのクリアランスの左右差は
ほとんど無くなります。
続いて・・・
ブリッツ製スロコンの装着です。
スロコンって?何の装置かというと・・・
一昔前までは、アクセルペダルには
ワイヤーが付いていて、ペダルを踏んだ分だけ
車は加速しようとするものでした。
ですが、
最近の車輛は、
電子スロットルでコントロールしています。
昨今では、誤操作による急発進が原因の
事故をニュースで多く見受けられますが・・・
メーカーは少しでも、急発進が原因の事故を
回避出来るように、始動時のアクセルの反応を
意図的に鈍く設定しています。
これが、通常の運転時には
「アクセルレスポンスが悪い」
「初速の加速が鈍い」という
不満につながる原因となる事が多いのですが、
これを「スロコン」で意図的にレスポンスを良くし
機敏なクルマにしよう!という製品となります。
コントトローラー本体の設置場所にもよりますが
運転席周辺で配線をしっかり収納して
装着しようとすると1つの純正パネルが大きい
LXは、まず、純正パネルを外すところから
スタートしていきます。
見た目に大掛かりな作業のようです・・・
でも、装着したのは、こんなにコンパクトな
コントローラーです(^^)
もちろん制御装置本体は、
中の見えない部分にセットしていますので
スマートな取付となっております。
1グレードUPした仕様に仕上がりました。
LXオーナーの方は非常に参考になる
仕様ではないでしょうか?
d(^^)
KSPオリジナル製品は
各、量販店の他にも
インターネットからも購入可能です。
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m(_ _)m