スペーサー新商品!保安基準適合に向け強度試験を実施しました!
こんにちは。
日本車両検査協会(VIA)さんにお邪魔してきました。
VIAといえば、アルミホイールの強度試験を行っている事で
よく知られていると思います。アルミホイールが車検に対応するには
VIAを含めた特定の検査機関でのみ行っている
大人気の「ワイドオフセットスペーサーキット」
ボルトオン無加工で装着可能な10ミリスペーサーとして
ボルトオン無加工で装着可能な10ミリスペーサーとして
非常に多くの方々よりご好評頂いております。
今回テストするのは・・・
(画像の製品は 114.3-5H/M12 Φ60 t7)
ちなみに、「何故7ミリ」という点についてですが、
実はFF車輌(特にコンパクトカー)のフロント側の
フェンダークリアランスは、モデルによっては
10ミリでも保安基準に抵触してしまうおそれがあります。
かと言って、ただのプレートスペーサーで
7ミリサイズを装着となると・・・
・ナットの掛りが少なすぎる、、、
・ハンドルがブレてしまう、、、
といった弊害が発生してしまうため、
ワイドオフセットスペーサーキットで「もっと薄いサイズ」の
要望を多数いただいていた背景がありました。
その限界、最薄サイズがこの製品となります。
ワイドオフセットスペーサーキットは
レクサス・トヨタ純正アルミホイールに採用される
「平座ナット」専用に開発された製品ですが、、、
ほとんどの車輌のハブセンター部(真ん中の凸です)の高さは
8ミリ前後あるので、既存品10ミリはギリギリまで深く内径を掘って
逃がしていました。
お気づきの方もいるかと思いますが、
今回製作したスペーサーは7ミリ厚、
つまり車輌ハブセンターの方がまだ高いのです。
ですが、製品は画像の様にハブセンター付きの
スペーサーとなっています。
このツバ部分にまで内径を掘り進める事で
必要な深さを維持しています。
ちなみに車輌のハブセンターは8.5ミリまでの
車輌に対応する事が可能です。
これは、ほとんどの車輌に対応可能な数値です。
※ブレーキ関係を変更した車輌は要確認が必要です。
「REAL専用適合表」からご確認頂けます。
検査を始めていきます。
今回もVIA検査官の方のご協力のもと
ASEA基準に基づき製品の装着、検査、判定、全てを
(試験冶具は企業秘密のためモザイクをかけさせて頂いております。予めご了承下さい)
m(_ _)m
一定時間高負荷状態で製品に異常が発生しない事を
確認するために行います。
当然ですが、何か異常が見受けられた場合、
不合格となってしまいます。
この「一定時間高負荷状態」というのは
正直、現実的には起こり得ない様な
過酷な環境を擬似的に作っています。
ですが、それほど厳しいテストをクリアしないと
基準認定とはなれないのが現実です。
普通に走行して外れないのは当たり前ですが、、、
仮に、「ちょっとタイヤがぶつかったら外れた!」
なんて事になったら困ってしまいますからね・・・
左が試験後。右が試験前。
3種とも、特に異常は見受けられず。。。
というより、試験前の製品と目視では見分けがつきませんでした!
よって、無事、検査に合格する事ができました!
v(^^)
この後、今回の試験結果報告書をふまえ
ASEA基準認定が完了次第、販売開始となります。
それまで、もうしばらくお時間を頂きますが
今しばしお待ちくださいませ。。。
これで、KSPのスペーサーで
強度証明書の発行が可能となる製品は
42種に拡大する事になります。
この42種に関しては
言葉の意味として「車検対応」と言う言葉は使えませんが
フェンダーからはみ出さないなど、
既存の保安基準に抵触しなければ
実質車検に問題無くクリアする事ができます。
もちろん、8月より販売を開始し大変好評いただいている
10ミリサイズのワイドオフセットスペーサーキット専用
ホイールセキュリティナット「McGrad」も
7ミリサイズ専用品を同時発売予定となっておりますので
ご安心ください!
実装着テストを完了しています。
(画像は現行エスティマハイブリッド4型への装着例)
製品価格は10ミリサイズ同様、
ワイドオフセットスペーサーキット 1SET \23,000(税別)
McGrad 2個1SET \8,900(税別)
となります。
お待たせして申し訳ございませんが
10月中にはリリース出来る様、急ピッチで準備を進めております。
10月中にはリリース出来る様、急ピッチで準備を進めております。
発売準備が出来次第、みんカラでも告知させて頂きますので
今しばしお待ち頂けますよう宜しくお願い致します。
今後ともKSPオリジナル製品を
宜しくお願い致します。
m(_ _)m