保安基準について

【保安基準適合条件】

ここでいう保安基準とは「国土交通省令で定める保安上・公害防止・環境上の技術基準」でいわゆる車検の基準になります。
スペーサー類にあたっては主にホイールに関するものがそれにあたり、製品装着状態でもこれらを厳守しなければなりません。
ここに記す「基準」を確認し、製品装着状態で基準を満たす状態で正しくご使用下さい。

① スペーサーの装着状態

装着している走行装置(タイヤおよびホイール)がスペーサー装着状態で、ホイール中心線を基準に、フロント側30°、リア側50°の範囲内のホイールおよびタイヤの上部が、車輛フェンダーよりはみ出してはならない。

※但し、車輛の状態によっては、タイヤが最外側である事を前提とし、10 ㎜未満のはみ出しに関してはフェンダー内に収まっているものとみなされます。上記画像に記した条件を満たしていない状態は法令違反となりますのでご注意ください。

スペーサー装着状態でスペーサー固定用ナットおよびホイールナット等がホイールボルトのネジ山に適切量かかっている事。ネジ山に適切量かかっていないと、ナット緩みの原因となり最悪の場合、ホイールの脱落・事故の原因となります。

M12サイズ=10ミリ以上
M14サイズ=11ミリ以上

(M12-P1.5=7回転以上  M12-P1.25=9回転以上  M14-P1.5=8回転以上)

スペーサー装着しハンドルを最大まで切った状態でホイール及びタイヤがブレーキホースに干渉しない、かつ無理に引っ張られていない事。
また、タイヤおよびホイールが車輛のいずれにも干渉しない状態である事。

車輛側のフェンダークリアランスなどには必ず個体差が存在します。
また、組み合わせるタイヤホイールや車高、アライメントなど、様々な要因で車輛の状況は個々に違うものです。
これらの条件が保安基準となりますが、スペーサーを装着した事により結果的にいずれの条件を満たせない状況での製品使用は保安基準に抵触します。
製品購入をご検討いただいてる時点で車輛の状態を把握頂き、必ず適正サイズで正しくご使用下さい。